DRAGON  1/35 M51スーパーシャーマン
M51 Super Sherman

 

性能諸元  
開  発
イスラエル(元はアメリカ製)
年  代
1950年〜1980年頃
全  長
6.198m
重  量
39.0t
乗  員
4~5名
最大出力
460hp/2,600rpm
最大速度
45km/h
航続距離
270km
武  装
44口径105mmライフル砲D1504
12.7mm重機関銃M2
7.62mm機関銃M1919A4
装  甲
12.7~107.95mm
 50年戦う限界を超えたカスタム機。

 スーパーシャーマン(Super-Sherman)は、アメリカ合衆国が開発・生産したM4シャーマン戦車に、イスラエル国防軍(IDF)が独自の改良を加えて1950年代から1980年代にかけて使用したM1/M50/M51戦車の俗称である。
1960年頃、アラブ諸国が導入を進めていたスターリン重戦車やT-55戦車への対抗策として更に強力な105mm砲の導入が検討され、フランスがAMX-30用に開発したCN-105-F1砲が候補に挙がった。
同砲はHEAT弾のライフリング回転による威力低下をベアリングで相殺して抑える当時としては画期的な「G弾」を使用できたのが特徴で、イスラエルとフランスとの共同研究の結果、砲身長を56口径から44口径に短縮し(それでも約4.5mに達した)、先端に板金溶接製の巨大なマズルブレーキを搭載して後退量を抑える事でM4の76mm砲塔への搭載を可能にした。
こうして1962年に同砲を搭載したM51スーパーシャーマンが生み出された。車体はM4A1鋳造車体を使用(一部はA3溶接車体)、砲塔は長大な砲身との重量バランスを取るために後部が延長された。さらにHVSSやカミンズエンジンへの換装も行われている。 1967年の第三次中東戦争では、既に導入の始まっていたセンチュリオン(ショット)やM48(マガフ)と遜色無い能力を発揮し、エジプト軍機甲部隊相手に圧倒的な戦果を挙げている。なおエンジン排気管や車外装備品の配置、砲塔の機銃や迫撃砲の有無など、時期によって細部の変化が見られる。

まぁようは最強のシャーマンですよ。イスラエルが運用したので別名アイシャーマン。
よくもまぁ、50年近くも運用されたもんです。
主砲はあまりに強力で、射撃時はギアをニュートラルにして車体全体で衝撃を吸収していたそうです。
ガンダム風に言うとメガビームライフルを装備したザクがグリプス戦役に出陣って感じかな。
それだけ原型機の拡張性のあるアメリカ人的設計がすごいわけですね。

さて、キットはドラゴンのスーパーシャーマンをちょこっと手直しした程度でほぼ無改造。
お色ですが、当時世界中の中古戦車などをかき集めて運用され、もともと謎の多いイスラエル軍。
車体色は記録写真で見る限りサンドカラーや、稀にメルカバと同じ緑ががったイエローと謎っぽい。
間とって、オリーブドラブをベースにサンドカラーで仕上げるつもりでしたけど、思ったよりオリーブドラブがかっちょよかったのでそのままに。
まぁ、シャーマンだし、イスラエルだし、一台くらいはあったはず。
フィギュアはタミヤの機工兵とアカデミーの現用イスラエル兵を合体、切り刻んでしあげたよ。
ジオラマはレバノン内戦を舞台と設定してます。ほんとは第四次中東戦争(ヨム・キプール戦争、十月戦争)のつもりだったんだけど、
ゴラン高原に現代建築物無いやん!?って事に気が付いたのでw
んで、瓦礫や土台はほとんどスタイロフォームを削りだしたもの。建造物はイタレリのパーツを改造して現代風に。
戦場の資料はネットで探すと、生々しい写真が多すぎて耐えられず、途中でギブ。

そんなこんなで完成しました。
シャーマンのぽってりした体型と長身の主砲と、目立つサーチライトがアンバランスでかっちょいいね!!
やっぱジオラマはこれくらいのサイズが丁度よいです。

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