かな〜り昔に作ったキット。
完成度は低いけど、兵器自体に思い入れがあるのでまとめて掲載。
TAMIYA 1/35 M1A2エイブラムス | ||||
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M1A2 Abrams | ||||
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性能諸元 | |||
開 発 |
アメリカ | |||
年 代 |
1979年〜 | |||
全 長 |
9.83m | |||
重 量 |
62.1t | |||
乗 員 |
4名 | |||
最大出力 |
1500hp | |||
最大速度 |
67km/h(整地) 48km/h(不整地) | |||
航続距離 |
391km | |||
武 装 |
44口径120mm滑腔砲M256 | |||
12.7mm重機関銃M2 | ||||
7.62 mm機関銃M240 | ||||
装 甲 |
複合装甲(対APFSDS劣化ウランプレート) | |||
常に世界中の最前線で戦い、アップデートされる米軍の怪物。 | ||||
M1 エイブラムスは1970年代に西ドイツと共同開発を進めていたMBT-70計画の頓挫により、新たにアメリカ単独で開発し、 さらにこの戦闘でT-72の成形炸薬弾がM1A1の砲塔正面に命中したが損傷とならず、M1A1が反撃で放ったAPFSDSは砲撃してきたT-72の装甲を貫通、内部の砲弾を誘爆させ砲塔を吹き飛ばし、別のT-72が距離を400mまで詰めて鋼鉄弾芯の徹甲弾を発射、M1A1の砲塔へ命中させたが、M1A1は防弾鋼板を窪ませただけだった。このT-72は逃走せず砂丘の陰に隠れたが、M1A1は熱線映像装置により、砂丘上空にT-72のエンジンから発せられる高温の排気ガスを発見し、これをもとに砂丘越しに砲撃を行い、T-72を撃破した。ちょっと強すぎじゃね? そんなこんなでハンヴィーと共に映画やゲーム、漫画にひっぱりだこのエイブラムス(悲しいかな大抵やられ役だけど)。 |
TAMIYA 1/35 M2 ブラッドレー M2 Bradley Infantry Fighting Vehicle
性能諸元 開 発アメリカ 年 代1981年〜 全 長6.55m 重 量30.4t 乗 員3名 + 兵員6名(M2 IFV) 最大出力600hp 最大速度66km/h(整地) 航続距離483km 武 装M242 25mm機関砲 2連装TOW 対戦車ミサイル発射機 装 甲アルミニウム / 鋼 戦車じゃないよ、歩兵戦闘車だよ。 M2 ブラッドレーは、アメリカ合衆国で開発された歩兵戦闘車(IFV)である。
1981年、アメリカ陸軍に採用された。M3 ブラッドレー騎兵戦闘車(M3 Bradley Cavalry Fighting Vehicle)という装甲偵察車(CFV)型も存在する。
ブラッドレーという名称は、第二次世界大戦のヨーロッパ戦線で活躍した米軍の将軍オマー・N・ブラッドレー元帥にちなむ。
米軍での運用が開始された1981年以降、6,724両が生産された。
M2 ブラッドレーは、ベトナム戦争などで使用されたM113装甲兵員輸送車の後継車両としてM1戦車と共に設計開発され、次の能力が求められた。
M1戦車に追従できる路外機動能力、ソ連の歩兵戦闘車であるBMP-1シリーズを凌駕する
そのため必然的に重武装となり、また重量でもM113と比べても22.7トンと2倍になって、エンジンを含む駆動系も大型化した。
このため、Armored Personnel Carrier(装甲兵員輸送車)ではなくInfantry Fighting Vehicle(歩兵戦闘車)という新たな戦闘車両のカテゴリーが誕生した。基本となった"M2 IFV"は、固有乗員と下車戦闘兵員の合計9名を搭載できる輸送能力と共にM242 25 mm 機関砲とTOW対戦車ミサイルを搭載している。
また、設計における主要目的の一つが、M1 エイブラムス戦車に随伴可能なスピードを維持できることであった為、走破性能は非常に優れている。
車体の外部装甲はアルミニウム溶接で車内の重要な部分にはラミネート装甲という構造になっている。
しかし、これが欠点の一つとして挙げられることもあり、アルミニウム装甲は成形炸薬弾(HEAT)の直撃を受けると蒸発・消失しやすく、弾薬の搭載量が多いことから、生存性は低下していると考えられため、湾岸戦争での実戦経験を経て、後に装甲の強化など大幅に改良されたM2A1、M2A2が登場した。
M2A2からは戦場での生存性を高める為に、アップリケ装甲(爆発反応装甲)の装備が可能なようにされており、徹底した試験と評価を経て採用され、イラク戦争に実戦参加した。そのためM2A3では重量も33トンに達し、行動距離は402 kmへと短くなっているが、搭載兵員数が6名から7名に増えるなど、車体も再設計された。
ニュースとかではよく「戦車」っていわれるけど、このように全然戦車じゃありません。
という訳で大好きな現用米軍車両を作りました。
エイブラムは缶スプレーだったんですが、限界を感じてついにエアブラシを購入。
初塗装がこのブラッドレーですよ。なんかもの凄く地味な塗装。2台ともいずれ再チャレンジしたいです。
TAMIYA 1/35 キングタイガー【ヘンシェル砲塔】 Panzerkampfwagen VI “King Tiger” (Production Turret)
性能諸元 開 発ドイツ 年 代1943年〜1945年 全 長7.26m 重 量69.8t 乗 員5名 最大出力700hp/3,000rpm 最大速度38km/h(整地) 20km/h(不整地) 航続距離170km 武 装88 mm KwK 43 L/71 7.92mm MG34機関銃×2 装 甲80mm(砲塔) / 40mm(車体上面等) 大戦中、名実共に最強の戦車。 第二次世界大戦後期に実戦投入されたドイツ軍の重戦車の一つである。
日本では「VI号戦車 ティーガーII」と訳されている。制式番号は Sd.Kfz.182 である。
ノルマンディー戦線でこの戦車を見たアメリカ軍は「キング・タイガー」と呼び、イギリス軍は「ロイヤル・タイガー」と渾名した。
この渾名がドイツに逆輸入され、「ケーニッヒス・ティーガー(Königstiger)」(ドイツ語での意味はベンガルトラ)と翻訳された。
なおソ連軍では、パンターの発展型と思われ、前線では「新型豹戦車」と呼ばれた。
第二次世界大戦中の戦車でもっとも有名でかつ戦闘能力の高い戦車であり当時の世界最強の戦車のひとつとされる。
設計概念はティーガーIを踏襲したが、車体には更なる重装甲、重武装が施され、ティーガーIIが戦線に投入された時点で、その重装甲および強力な主砲に事実上対抗できる戦車は存在しなかった。これは西部戦線で特に顕著で、イギリス、アメリカ両軍は対抗しうる重戦車を保有していなかった。
大戦中、前面装甲を貫通した事例は皆無だったとの調査結果が本車の防御力の高さを証明している。
ティーガーIIの開発は大戦後半であり、試作車も含めて1943年9月から1945年3月の生産終了までに489輌と比較的少数の生産に終わった。
これは生産工程が複雑であるのに加え、1944年9月から空爆により何度も工場が破壊され生産が中断したことが大きかった。
ティーガーIIはガソリンエンジンを装備したが大量の燃料を消費するためこれは補給が不足がちな大戦後半には運用上深刻な問題となった。
戦闘で撃破されたティーガーIIよりも、燃料切れや故障で放棄された車輌の方が多かったという。
TAMIYA 1/35 Sd.kfz.13マーダー2 Sd.kfz.131MARDER2
性能諸元 開 発ドイツ 年 代1941年〜1942年頃 全 長6.198m 重 量10.8t 乗 員4名 最大出力140hp/2,600rpm 最大速度40km/h 航続距離185km 武 装7.5cm Pak 40/2 L/46 7.92mm MG34 装 甲30mm(前面) / 10mm(側面等) オープントップって怖いよね。 マルダーII は、第二次世界大戦期にドイツが開発した対戦車自走砲である。
II号戦車がベースとなっており、7.62cmまたは7.5cm対戦車砲を搭載している。
制式番号 Sd.Kfz.131および132。資料によって表記はマーダーもしくはマルダーとなる。
マルダーIIは搭載火砲の優秀さから十分に連合軍戦車とわたりあえたが、マルダーII の弱点は、生残性の低さである。
高い車高、天板がなく背後も開放されたオープントップ形式のため乗員の保護が不十分なため砲爆撃に弱く、歩兵火器によって制圧されかねなかった。
マルダーシリーズは戦車や突撃砲の類ではなく、機動対戦車砲とでもいうべきもので、 受動的な戦闘に用いられ迅速で柔軟な陣地転換を可能としていた。
有効な対戦車自走砲であったマルダーIIだったが、製造ラインを同じ2号戦車ベースの自走榴砲であるヴェスペの製造に転用することに決まり生産を終了した。戦車猟兵大隊に配備されたマルダーIIは、後継のマルダーIIIと共に第一線で終戦まで戦い続けた。
ちなみにマルダーは「テン(貂)」の意味だそうで。
ずいぶん前に作った奴なのですが、タミヤのMMシリーズの中でも屈指の名作だと思います。
オープントップの車両は表情が豊でジオラマ映えしそうなので今度作りたいと思います。
それになんと言っても、かっこいい「石炭泥棒」のデカールが手に入る!
TAMIYA 1/35 Sd Kfz 234 ドイツ重装甲偵察車 Sd Kfz 234 PUMA
性能諸元 開 発ドイツ 年 代1940年〜1943年頃 全 長6.8m 重 量11.74t 乗 員4名 最大出力210hp 最大速度80km/h 航続距離900~1000km 武 装5cm KwK39/1 7.92mm MG42 装 甲5.5〜30 mm こう見えても偵察車。ですけど、当時の日本の戦車より強力です。 熱帯用重装甲偵察車として、水の入手が困難な砂漠地帯での運用を意識して空冷ディーゼルエンジンを搭載しているのが特徴である。
ビュッシング-NAG社により設計された車体は、前作であるSd Kfz 231系を洗練したような形状で、後方に向けた操縦席があるのも同様だった。
従来の装甲車と異なり、シャーシはそれ単体で独立しているのではなく、モノコック構造の装甲の一部として構成されていたのが特徴であった。
リーフスプリング式独立懸架の8輪駆動で、それぞれステアリングを切れるが、他のドイツ装甲車同様に防弾ではないバルーンタイヤを使っている。
しかしこの車輌に対する要求が変更されたため、50mm対戦車砲を搭載するタイプが最初に完成した。
Sd Kfz 231系と異なり、装備が異なっても同じ234の制式番号が与えられている。なお、それぞれのニックネームは正式なものではない。
Sd Kfz 234/2 "プーマ"
II号戦車L型の発展型であるレオパルト偵察軽戦車が不採用となり、その設計をもとにダイムラー・ベンツ社により開発された手動旋回式の密閉型砲塔に、ラインメタル社の60口径の5cm KwK39/1と同軸に7.92mm MG42機銃を搭載した重装甲偵察車タイプ。
当初の計画ではSd Kfz 231系のように、威力偵察用に20mm機関砲を搭載するはずであったが、ある程度の対戦車戦闘能力を持つこの型が101輌生産された。5cm砲弾55発と、7.92mm弾を2850発搭載し、副武装のMP40機関短銃用の弾倉が6個搭載されていた。半数近くは中距離用のFuG12無線機を増設しており、これにはシュテルン(星型)アンテナが装備された。
イタレリのキットをタミヤがドラム缶とジェリ缶を追加して日本で代理販売してるキットです。
とっても組みやすく、週末だけで完成するよ。やっぱ装甲車かっこいいよ!